浜松駅バスターミナル

いかにも昭和末期の古臭い近代的建築物ということで…
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ロータリー的なバスターミナルは国内において、規模の大小はあれど結構ありますがここまでシステマティックなものは少ないような気がします。
駅直結、地下道、各方面への階段、付近のビルへの連絡通路…このあたりが昭和末期的な雰囲気を醸し出しています。
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ロータリーのど真ん中にはこのようなモニュメントが…
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それぞれに意味があるのは説明文で理解できるのですが、現在だと緑地帯にするであろうスペースに、巨大なモニュメントを置くというのも昭和的な感じがします。
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もっともJRとのアクセスはかなり良く、地下道を介するとは言えバスターミナルが駅直結というのは公共交通機関の連携という点においてはピカイチです。
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ロータリー内のバス乗り場は、どことなく鉄道のプラットフォームを彷彿とさせ、床の色もくすんで程よい昭和的な雰囲気を残しています。
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高速バス乗り場。
かつてはJR系(旧国鉄バス)の路線専用乗り場の感があった場所ですが、今は中部国際空港へのリムジンバスが頻発するなど「現代」へ脱皮しています。
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今でこそ付近に高層ビルやタワーマンションが立ち並び、このバスターミナルは昔日の趣を醸し出していますが、今もって県東部の公共交通機関の拠点として君臨しているのは確かです。

【令和3年7月25日記事移転】

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