【令和3年11月3日訪問】
中学生の頃から何度も参拝に来ている太宰府天満宮ですが、バスで訪問するのは数えるほどしかありません(それだけ西鉄太宰府線が便利、とも言えますが・・・
同社標準のデザインのバス停ではなく、ここだけの特別なデザインが施されたバス停です。
かつて訪問した時は同社の標準的な電照式のバス停が立っていましたが、「旅人号」運行開始あたりからこのデザインに切り替わったと思われます。
ロータリーの片隅にあって、付近はタクシー乗り場と土産物屋で占められており「如何にも」な風情です。
やってくる系統は西鉄バス二日市のローカル系統(JR二日市)と福岡空港・博多駅行きの「旅人号」で、コミュニティバス「まほろば号」もやってきます(都府楼、宇美方面)
ダイヤは薄く見えますが、決して少なくはなく全て合わせると毎時4本は発着する勘定になります。ただ発着が集中する時間帯が多く閑散とした雰囲気から、ロータリ―内への観光客の立ち入りが多く半ば「歩行者天国」的な様相を呈しています。
ただ観光とは言え「天満宮」参拝が目的な人が大半なことから、他の観光地に見られる羽目を外したバカ騒ぎはほとんど見受けられなかったのは流石というか、「天神さま」の威光の強さがなせる業、といったところでしょうか。
目の前が西鉄太宰府線の太宰府駅で、何回かのリニューアルを経て現在の姿になったようです。
人で賑わい、列車は頻発し、タクシーはロータリー内で忙しなく動き回っていますが、バスに限定してクローズアップしてみると西鉄電車と「旅人号」の存在が大きいため、意外にもそれを差っ引くと便数で見る限りいちローカルバスのバス停にも似た寂しさを感じさせます。