鹿喰トンネル口

路線図を眺めていて「ふと思い立って」降りたバス停です。

おそらく福岡でも屈指の難読バス停の一つでしょう。「かじき」と読みます。普通に読めば「かぐい」「しかぐい」なのでしょうけど。

同社の標準的なポールスタイルです。

恒見営業所と門司を結ぶ47番だけが立ち寄ります。

反対側(恒見営業所行き)のバス停もさほど離れていませんが、向こうは道路に突っ立って安全地帯のようなスペースは無く、結構車が走り抜ける傍らでバスを待たなくてはなりません。

その恒見営業所方面行きバス停の後ろには、景勝地にも似た見事な風景が広がっている…と思ったのですが、実際近づいて下を覗き込むと採石場で、目線より上だけが「手つかず」で残っているだけでした。

門司と新門司を結ぶ県道で、交通量がそこそこ多い殺伐としたロケーションですが、車が途切れて静かになるとふと見える新門司の港と周防灘が、一幅の絵となって何やら心が落ち着く・・・そんな「穴場」に居るような気分になります。

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