同社の最大の拠点てす。
同社は比較的中央線沿線にターミナルを分散させている風に見えますが、やはりここ中野駅に路線がほぼ集中しており他の事業者で喩えるなら西鉄バスでいうところの天神地区に似たところがあります。
ここは大きく分けて三つのエリアがあり、江古田方面行きの駅前（2枚目）、新井薬師や池袋方面行きの中野サンプラザ横（1枚目）、そして区役所前（3枚目）となっています。
区役所付近は、すぐ前に別に中野区役所前というバス停があって、ターミナルもここまで来るともう別のバス停といった風情があります。
駅前エリア。
緩い坂で駅のガードをくぐってやってきます。
区役所エリア。
ここは本数が少ないせいか、いつも静かです。
サンプラザ前エリア。
降車と新宿方面行きを受け持ち、交差点がすぐ前ということもあって賑やかです。
でも本当に賑やかなのは、
サンプラザ横エリア。
基本的に駅前は南北に人の流動があってバスに用のない人もここを通ることから、バス停付近は常に人が錯綜しています。
駅北側ばかりが目に付きますが、
高架下には路線以外にも高速バス（豊橋方面）が発着するバス停があったり、
駅南側のターミナルは基本的に京王バスが大半を占める中で、吉祥寺駅方面行きのバス停があったりとその「存在感」を示しています。
新宿からの快速が停まり、地下鉄も接続することから利用者が集中しやすい環境にあるのは間違いありません。
そして中野区のランドマークとも言える中野サンプラザの膝下にバス停を構えるということが、同社にとって中野と杉並、そして武蔵野への路線を構築する上で最大の「武器」にしていることは、誰の目にも明らかであります。
