杉生

5月25日以降、このバス停が同社の北限となります。
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すぎお、と読みます。川西篠山線沿いの町としては比較的大きく、大阪府能勢町からの県道もここで合流する交通の要衝です。
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待合室と乗務員待機場所を兼ねた小屋があって、その周りを道が囲っておりバスはここで方向転換するような感じで停車します。
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柏原よりはいくらか広い待合室。清潔感が漂っており維持されている関係者の方々の努力が見てとれます。
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バス停には既に25日以降のダイヤが貼り出されていました。杉生新田と柏原の文字が消えていることに、仕方ない事とはいえ一抹の寂しさを感じます。
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県道沿いにある杉生新田方面行きのバス停。これも25日以降は「トマソン」と化す予定です。
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駆け足でコミバス転換区間のバス停をいくつか巡ってみましたが、遅かれ早かれ今回訪問した区間はバス路線そのものが無くなってもおかしくないくらい過疎が進んでおり、コミバスとして残るだけでも御の字なのかもしれません。
趣味者としては、同社にこういう路線があったと記録を残すことくらしか出来ませんが、願わくばここを見られる方に在りし日の杉生線の風景を心に刻んで貰えれば幸いです。

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