地下鉄の茗荷谷駅を出て、小石川の植物園へ続く坂を登りきるとたどり着きます。
都内の道路としては狭めで、そこを行き交う車も心なしか少なく感じます。このバス停にやってくるのは大塚駅方面と春日駅方面へ向かう系統で、付近を似た系統が走る関係上、便の本数は少なめです。
小石川の東大植物園をはじめ、筑波大付属小は教育の森公園があるなど付近はちょっとした文教地区を形成しています。
かの昔、ここから氷川神社へお参りするには川を渡らなくちゃならない。だからここで湯花を供えましょう、というのが「湯立坂」の由来になったとか。
文教の街に立つバス停はこじんまりとしながらも、坂の街東京らしい静かな佇まいを見せてくれます。
【バス停データ】
湯立坂(ゆたてざか)
文京区小石川
大塚駅と上野公園を結ぶ上60のみ停車。坂の下の茗荷谷付近を都02がほぼ同区間を並行する(経路違い)関係上、本数は1本/時程度と少なめです
(令和元年6月12日訪問)