同社のバス停名で地名の前に「西鉄」が付くと場所によっては営業所が至近(または目の前)にあるパターンだったりします(例:西鉄大隈、西鉄直方)
しかしここはそういった気配はなく、川沿いの閑散とした場所にそのようなバス停名がつけられています。
このバス停名から想起されるのは福岡市内を流れる多々良川で事実、横を流れる川はまさにその川です。そしてこのあたりの地名も多々良1丁目、そして付近にある橋は多田羅橋(たたらばし)・・・まさにつけられるべくしてつけられたバス停名と言えましょう。
なぜ「西鉄」の名を冠したのか、という疑問は残りますが推測として付近を走る県道に同じ多々良というバス停をJR九州バスが設けているから、と思われます。誤乗防止、と言ってしまえばそれまでなのですが、他の「西鉄~」に見慣れた目にはちょっと予想からかけ離れていそうな風景が、ここ西鉄多々良には広がっています。
【バス停データ】
西鉄多々良(にしてつたたら)
福岡市東区多々良一丁目
土井~天神地区への路線が停まるバス停ですが、メインは香椎駅方面経由でこのバス停のダイヤ構成はまるで「免許維持路線」的な趣すらあります
(平成30年8月24日訪問)