特に何かトラブルがあったわけではなくこれが福岡の、と言うか天神地区の平日朝のごく「普通の」風景が広がっているだけです。
福岡市も全国的な傾向の例にもれず、自動車社会でしてその一方で公共交通機関、特にバス路線網の発達も目覚ましいものがあります。
ここ国道202号の天神地区は、福岡都心の数あるアクセス路でも重要なものの1つで、それゆえに都心部へ向かう車がどうしても集中してしまいます。
バス事業者―西鉄バスが車の波の中、いかに定時運行を確保しようかと苦心した結果、左側車線はバス専用道にした結果、このような壮観な風景が平日毎朝展開されるようになりました。
もちろん地元警察の協力もあっての事ではありますが、いち事業者の施策にバックアップしたというのも珍しく、それだけバスというものが沿線利用者に受けいられている、ということなのでしょう。
何台もつらなるバスの行列はさながら「大名行列」のようで、そしてその大名行列はどこかしら頼もしく見えます。
【バス停データ】
福岡市中央区天神二丁目
警固神社の目の前に位置し、福大・片江・桧原といった福岡市西南部からの路線がすべて集中するため朝ラッシュの風景は「壮観」の一言に尽きる