練馬区の西の果てに位置し、荻窪からの路線はここで折り返していきます。それと同時に三鷹駅から武蔵野市内を回ってきた路線も、ここ北裏で折り返していきます。東西の路線のジャンクション、は大げさかもしれませんが要衝であることには変わりないと思います。
誘導員が常駐しているバス停というのも全国的には珍しい方で、2方向からの路線を円滑に捌こうとするとやはり人力に頼るところが大きいのでしょう。
このバス停で待つ客は、次来るバスが折り返しなのか自分の乗りたい便なのか、それを全力で注視しているようで、バスが来るたびに喜び勇んで外に出る客がいるかと思うと、目当てのバスじゃなく一旦外にでかけて力なくベンチへ戻る姿が見受けられ、ちょっとしたドラマが毎分ごとに展開されています。
【バス停データ】
北裏(きたうら)
練馬区関町南四丁目
荻窪駅方面、柳沢駅方面、三鷹駅方面の三方向が一堂に会するので常にバスがいます
ちなみに荻窪駅方面乗り場は道路向かい側とやや離れているので注意が必要です
(平成30年5月23日訪問)