幹線鉄道で大きな駅の一つ隣の駅というのは得てして閑散としているもの、というのを聞いたことがありますがそれはどうやら、バス停にも当てはまるようで・・・
ここ上荻1丁目バス停の東隣は荻窪駅・・・いわゆる「杉並三駅」の筆頭格と言われるくらい利用者が多く、バス路線も数が集中しています。路線は集中しているのですがそれが即、至近のバス停の需要を保証しているのかと問われると「否」と答えなければなりません。
目の前の新青梅街道は交通量が多く、もちろん関東バスもひっきりなしに行き交う道路ではありますがバス停を待つ客は少なく、20分ほどの間に1~2名が乗り込んだだけで荻窪駅行きに至ってはバス停すら設けられていません。
杉並区でも屈指の繁華な街である荻窪界隈にあって、このバス停付近のひっそりした雰囲気は利用者が無くての心配というよりも、東京23区にもこんなエアポケットのような空間があるのかと再認識させられます。
【バス停データ】
上荻一丁目(かみおぎいっちょうめ)
杉並区上荻一丁目
このバス停に停まる便は八丁、横井経由の北裏、西荻窪方面行きのみ。荻窪駅方面は全便通過します
(平成30年5月23日訪問)