原田線(この道路のこと)を20年以上見続けてきた僕にとって、こういった風景は当たり前のものと思っていました。日本全国がこんな感じなんだと思い上がってたフシすらありました。
仕事で全国を見て回る機会に恵まれ、この原田線のバス停付近の風景よりももっと濃い緑に覆われた武蔵野市、逆に樹木など申し訳程度で機能一辺倒な広島市内・・・比較対象が増えるにつれ、自分の見てきた風景が当たり前ではないことに改めて思い知らされます。
それでも生まれた土地にはひいき目というものもあります。他所がどれだけ良かろうとも、やはり王子公園駅から加納町3丁目までの、あのユリの木が絶え間なく続く並木道が一番だと。僕の原点は原田線のバス通りである事を。
久々に訪れた熊内一丁目バス停は、そうした思いを改めて強くさせてくれました。
【バス停データ】
熊内一丁目(くもちいっちょうめ)
神戸市中央区坂口通七丁目
目の前を交差点から坂を下ると阪急春日野道駅で、都市に居ながら標高というものを実感できるロケーションです。
(平成30年5月4日訪問)